最終更新日 2012/11/21
SSDとは、簡単に言えば非常に読書速度の速いHDDのような物です
他にもHDDのような駆動系がなく低騒音・低消費電力であるなどいい事ずくめの記憶装置の様ですが、最大の弱点は容量が少ない(HDD並に大容量にすると非常に高価になる)ということです
書込回数が限られていることによる耐久性の問題もありますが、HDDの故障を考えると現在はSSDの方が優れているといっていいかと思います
容量が少ないためOSを入れる起動ドライブ(Cドライブ)にSSDを使い、インターネットからダウンロードしたファイルや自分で作成した写真・動画ファイルなどは大容量のHDDに入れるといった形が良いでしょう
パソコンが重くて作業に支障がでてきている場合、トラブル等は別ですが性能向上を考えるときにCPUやメモリ増設よりもHDDをSSDに変更(または追加)することが、最も体感速度の向上につながります
CPU変更はよほど古くないかぎり30~100%程度の向上(体感的には少し速くなったかな?程度)
メモリ増設は極端に不足してない限りはほとんど変化なし
SSDに変更すると場合によっては200~400%くらいの速度アップに感じます(体感的には全く別の新型PCに買い換えた感じ)
基本的にHDDからSSDに移行する場合ほとんどの製品で大幅な速度向上が見込めますが、やはりSSDにも性能差はあります
最新のSSDについて簡単にまとめてみましたので、参考にして下さい
SSDの特性として、容量が増えると書込速度も大幅に上がるというのがあります
一般的な用途で起動ドライブとして使用するなら64GBでも問題ありませんが、オンライン3Dゲーム(立体視ではなくポリゴンを使ったゲームという意味)をしたりDTMに使うようなら、価格の安くなった128GBの方が書き込み性能もあがるのでオススメです(売れ筋も128GBか256GBです)
まあ、容量が足りなくなったらWindowsに『シンボリックリンク』という機能もあるのですが、少々難しいのでまたの機会にでも・・・
性能は主に価格コムのユーザーレビューから抜粋(極端におかしなものは除外しました)し、不足分は雑誌等のレビュー記事からいただきました
価格については価格コムの最安価格を参考にしています(下一桁は四捨五入しています)
●まとめ
個人的見解ですが、
64GBクラスは、Samsung 830かCrucial m4のどちらか
(価格差を考えると7000円台の128GB版の方がオススメ)
128GBクラスは、トータルバランスでVertex4、次点が830とm4
256GBクラスは、トータルバランスでM5S、次点がIntel 335と830と840、性能重視ならVertex4
512GBクラスは、Samsung 840一択(500GBと少々少ないですが)
と考えます
Intel 335とSamsung 840(同Pro)は新製品なので今後の価格次第といったところでしょう
特に840Proは性能は文句なしですので、価格が安くなればオススメです
Intel 335はコントローラがSandForce製でランダムデータの読書で速度低下があるのですが、それでもまだ他のSSDと遜色ないベンチ結果が出ています